この情報は次のバージョンに適用されます。
これは MAC のみの問題です。
外部ハードドライブを使用している際、DxO PhotoLab から無効なコンフィギュレーションの警告を受けることがあります。これは DxO PhotoLab が、ドライブを個別に認識する際、UUID(Universally Unique Identifier) を使ってボリュームの認識を行っているからで、同じ名前のボリュームを使っている可能性があります。この警告メッセージが出たら、お使いの複数のボリュー ムが同じ UUID を持っていることを指します。このため、DxO PhotoLab がボリュームの個別の認識が出来なくなります。
ボリュームの UUID をチェックするには、以下の手順に沿ってください:
・Apple メニューから、〔この Mac について〕を選択し、〔もっと詳しく…〕をクリックします。
これでハードウェアのコンフィギュレーションを示すウィンドウが表示されます。
- ここで〔システムレポート…〕ボタンをクリックして、レポートウィンドウを表示します。
- 左側の〔ハードウェア〕セクションで、〔ストレージ〕アイテムを選択します。これで、全てのボリュームのリストが表示されます。
- 右上の欄で選択したボリュームに対して、下の欄に〔ボリュームの UUID〕が表示されます。
同じ UUID を持っているボリュームが複数ないかどうか確認してください。
これは、同じメーカーで同じモデルのハードドライブを複数購入した場合に発生します。メーカーは同じテンプレートを使ってボリュームのコピーを行う ため、UUID が同じディバイスが生産されることになります。これは、自分でハードディスクを同じソフトウェアを使ってコピーした場合にも発生します。
このようなコンフィギュレーションの下で DxO PhotoLab を使う場合、該当するボリュームの画像を表示できなくなることがあります。画像の入っているフォルダを開いても DxO PhotoLab は画像が無いと言って来ます。
これを解決するには幾つかの方法があります:
- ボリュームの一つを再フォーマットして、個別の UUID をボリュームにつけます。これを実行する場合は慎重に行ってください。再フォーマットをすることでドライブにある全てのデータを削除してしまい、動作を行う前の状態に戻すことは不可能です。
- 技術的な知識が十分にある方の場合、またはそのような知識を持っている方にサポートしてもらう場合、ドライブの UUID を再フォーマットせずに変 更することが可能です。コメントラインツール「hfs.util」の「s」オプションを使います。この場合、オペレーション自体の意味を完全に理解して いる必要があります。万が一のために、ドライブのバックアップをとっておくことをお勧めします。