この情報は、すべてのバージョンに適用
25 年という長い歴史の間に、Nik Collection には重要な技術革新や改善が行われてきました。その年月の間に、お客様も Nik Collection の旧バージョンを使用されたことがあり、カスタムの場所に旧バージョンをインストールしていたかもしれません。 時が経ち、これらのフォルダは移動されたり名前が変更されたり、他のソフトウェアやバックグラウンドプロセスにより権限が変更されているかもしれません。また、新しいバージョンの Nik Collection のパフォーマンスに悪影響を与えるデータを今も保持している可能性があります。
これにより、様々な問題が発生する可能性があります。例えば、古いバージョンの Selective Tool が表示されたり、Selective Tool が 2 つ表示されたり、Adobe Lightroom で Nik Collection メニューが2つ表示されたり、Adobe Photoshop やスタートメニューでプラグインの一部が表示されない、などの問題です。 このような場合、アンインストールしてから、Nik Cleaning Tool を使用することをお勧めします。
間違って配置されたファイルを手動で検索して削除し、問題を解決することも可能ですが、 これは時間がかかるだけでなく、重要なファイルを誤って削除する危険もあり、リスクが高くなります。
この手順を簡素化するために、DxO は Cleaning Tool を作成しました。Cleaning Tool はこれらのファイルを検索して削除するため、Nik Collection のインストールと使用に役立ちます。 このツールは常にアップデートされます。
注:このツールではプリセット、画像、個人的なファイルは削除されません。このツールは古い設定や旧バージョンの Nik Collection ツールに関連する特定の名前のファイルのみを検索します。
ソフトウェアのインストールをクリーンアップするには、以下の手順に従ってください。
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〔アプリケーション〕>〔Nik Collection〕 > 〔アンインストーラー〕 にあるアンインストーラーを使用して、お使いの Mac から Nik Collection をアンインストールします。その際、お使いの Mac からパスワードの入力を求められます。
- 次に、このリンク から NIk Cleanup Tool をダウンロードして解凍し、デスクトップに保存します。
- 「/Programs/Utilities」フォルダでターミナルアプリケーションを開きます。
- ターミナルウィンドウで「 cd desktop 」というコマンドを入力し、ディレクトリを変更します。Enter キーを押して確定します。
- 次に、ターミナルウィンドウに「 sudo sh ./NikCleanup.sh 」というコマンド(「」は外す)を入力し、Mac のパスワードを入力して、スクリプトの実行を許可します。
- NikCleanup.log ファイルと NikCleanupBackup_* (削除された Nik ファイルとフォルダを含む)がデスクトップに表示されます。 これらのファイルは、Nik Collection を再インストールした後で削除できます。
- お客様アカウントから、Nik Collection を再インストールします。
クリーンアップスクリプトが起動できない場合はどうすればよいですか?
より特殊なケースもありますが、基本的には以下の手順で対処してください。
- 添付ファイル「NikCleanup.sh」をダウンロードし、解凍して、デスクトップフォルダに配置します。
- ターミナルアプリを開いてください「Command」+「Space」ボタンでSpotlight検索を開き、「Terminal」と入力して「Enter」キーを押すことで実行できます。
- すでに開いているターミナルアプリで、「cd Desktop」をコピーペーストし、「Enter」キーを押します。これで、ターミナル は デスクトップフォルダ (ファイルを配置した場所) 内のファイルを検索します。つまり、最後のステップに進み、スクリプトを実行できます。
- 「sudo chmod +x ./NikCleanup.sh ;」をコピーしてターミナルに貼り付け、「Enter」キーを押します。
- 次に、次のコマンドを実行します「sudo sh ./NikCleanup.sh」。
それでもスクリプトを実行出来ない場合は、フルディスクコントロールを有効にしてみてください。
- 「システム環境設定」で「セキュリティとプライバシー」を開きます。
- 「プライバシー」タブを選択し、左側のサイドバー(macOS13の場合は右側)にある「フルディスクアクセス」を探します。
- 左隅のロック(南京錠アイコン)をクリックし、ロックを解除します(Touch IDまたはこのmacでのユーザ名のパスワードが必要です)。
- アプリのセクションウィンドウ(フルディスクアクセスから見て右側)で、ターミナルアプリの近くにあるボックスにチェックを入れます。これでTerminal経由で変更できるようになります。Terminalがない場合は、右ペインの+アイコンをクリックし、アプリケーションからTerminalを探し、「開く」をクリックします。
- すると、アプリの中にTerminalが表示されるので、それをチェックして、ロックをクリックすると設定がロックされます。
- その後、システム環境設定を終了し、再度スクリプトの実行を試みます。
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